10000字。

少しばかり怖かった。

重岡くんの1万字インタビューを読む日が。

何を語ってくれるのだろうか。デビューして5年目 25歳となった重岡くんがいま思っていることは。

 

手に取って読み進め、読み終わった瞬間の気持ちを新鮮なうちに記しておこう。忘れないように。

 

▽デビュー前後のことはさらりと。“(いまの)この形が自然だから、4人だったかもしれない過去は頭の中から消え去ってる”

うん。そういう人だろうな。忘れたという言葉でなく、頭の中から消え去ってるという言葉を使うことが全てだな。と。

▽デビュー後の印象的なこととして挙げられたのはやはり京セラドーム公演。ええじゃないかから始まる公演。メンバーの姿が現れてから重岡くんの掛け声で始まる公演。それを“かみしめてた。” “メンバーがずっと立ちたくて、ずっとファンに見せたくて、ずっとずっとファンの人が見たかった舞台。俺の「せーの」の掛け声で何万人が待ってる舞台が始まる” “あの3秒、僕にとっては永遠のような3秒でした” 

ひとつの夢の通過点をかみしめてた。この時点で私は文字がかすみ始めました。笑

まだ一段落しか読んでないのに。笑笑

▽“(ごめんね青春でピアノを弾くシーンのために)練習するために買いました。キーボードを” “ライブでやろうと思って、ちゃんとしたピアノを買ったのが3年くらい前”

練習していることを言わなかったのは、“だって、聞かれないから笑”

自分の努力を言わない人だからそりゃ聞かれてもないことを自己発信しないよな。とらしさを感じつつ。“自分の中に武器が欲しいと思ってたんでしょうね” と答えるとはそれなりにアイドルとして生きる上でのことを考えたんだろう。挫折しそうにならなかった?に、“ない” と言い切り “投げ出すに投げ出せんくらい練習してる”と言えるのがめちゃくちゃかっこいい。

▽センターについて、“好きっす”と言い切り、前回の1万字のときに俺より適任者が出てきたらそいつが立てばいいと言ったことについて“それは思う。でも、俺がセンターからはずれてるイメージはない” 最近は曲によって他の人がセンターに立つことについて“そういう狭い意味のセンターじゃない” “ジャニーズWESTの熱い部分、ド真ん中の魂みたいなのは俺だろ” “めちゃめちゃ俺は主人公やと思ってる。信じてます。自分を。”

たしかに、最近は重岡くんがセンターに立つことは少なくなったけど、立ち位置が…とか狭く浅い考えでしか捉えられていない“センター”という言葉を蹴飛ばしてくれたこと。これがたぶん、この1万字のなかで私がいちばん嬉しかったことかもしれない。

“出来ないことだらけでメンバーに頼りっぱなしだけれど、ジャニーズWESTの魂は俺だ”と言いきってくれたこと。

あぁ、ジャニーズWESTのセンターは重岡くんだ。と。あなたはジャニーズWESTのメンバーとして生きていく上でセンターを背負うことが使命なんだ。と。

▽ファンサについて、“全体を意識してるというか。笑ってくれるコらに何か届くもの、ずっと覚えてられるような、なんか永遠に残る一瞬みたいなのを残してあげたい”

“永遠に残る一瞬”ってすごい言葉だよな。一瞬を永遠に残してあげたいと思われてるファンって、めちゃくちゃ幸せだ。

 

他にも、メンバーに関して、関西の仲間に関してもあるけれどそこは割愛で。

 

 

この人の応援をしてきてよかった。と思う瞬間ってファンをしてると何度も訪れるけれど、今回の1万字もその瞬間で。紙面からだからどうしても制約される部分はあるけれど、その中でも気持ちを大切にしてくれていることが伝わるインタビューだった。

重岡くんがアイドルとして生きてくれていること、そんな重岡くんを知ることができたこと、同じ瞬間(とき)を生きていること、たくさんの奇跡にありがとう。。。